子供の自閉症が診断・発覚しやすい年齢・兆候とは

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自閉症と聞いても他人事のように思われがちですが、軽度の発達障害も含めると100人に一人の頻度で発症するとも言われています。早期に診断を受けて専門家の支援のもとで適切な養育環境のなかで育てることが、問題を深刻化させないための大切な視点です。

 

 

最初の診断・発覚しやすい年齢・兆候は1歳半で言葉が遅いこと

自閉症の兆候は思った以上に早くから現れ、生後1月も経過すれば認められるといわれていますが、生後1年半健診を前にして、「言葉の発達がおそいかも」と異変に気付くことが多いようです。とはいっても外見は定型発達の赤ちゃんとの違いは無く、発症の原因も解明されていないことから検査方法もありません。また子供の育ち具合には身長の高低から体重などで明らかなように個人差が大きく、異常が無くても言葉の発達がおそくてもやがて気にならなくなることも多いと言えます。
しかし自閉症の場合には特徴的な兆候があることが知られています。典型的な症状や振る舞いとしては、言葉の発達が遅れている以外にも、オウム返しを良くする。自分の好きなことに執着し、こだわりが強い、声をかけても反応が無く双方向のコミュニケーションが成り立たないなどの兆候が、現れることが多いと言われています。
他にも自分の意思を伝えるのにジェスチャーなど駆使することが苦手、突発的な行動に出たり、ひとところにじっとしていられない(多動)他人に対する関心が希薄などこれらの特異な症状や振る舞いが、1歳半前後以降に観察されるようであれば、一応自閉症を疑う必要があるといわれています。

 

 

 

3歳くらいから自閉症を疑う兆候が増える

3歳くらいの年齢になると、言葉での情報のやり取りや、視線やジェスチャーによる非言語的なコミュニケーションを交える機会が増えてくるので、定型発達の子供と自閉症児との間には明らかな発達の乖離や、特異な振る舞いが大人の注意を引くことになり、自閉症の確定診断を受ける子供が多くなります。
ところで、自閉症には3つの能力障害があることで有名です。これをウィングの「三つ組の障害」と言われており、この障害観察されれば臨床医学において自閉症と確定判断のための基準とされています。具体的に指摘すれば、対人関係が希薄であること、コミュニケーションの質的障害、想像力の質的障害の3つの障害のことを意味しています。
コミュニケーションの質的障害とは、言語的なスキルの発達が遅れているだけでなく、ジェスチャーや身振りなど非言語的スキルも発達が遅れているのが特徴です。特に身振りが必要な場面では、近くにいる人の手を掴んで誘導(クレーン現象)などが見られます。
想像力の質的障害とは、周囲の状況変化や将来を予測する想像力が弱いため、特定のものに固執したり、特定の手順を踏むことにこだわりを見せるなどの行動を伴うというものです。これらの症状が3歳くらいまでに現れるようなら自閉症の可能性が高いといえるでしょう。

 

 

 

自閉症は比較的身近な先天性の障害です。まさかわが子が自閉症になるとは夢にも思わないですが、現実を受け入れたくない一心で専門医の診断を避けていては、適切なケアを行うべき時期を逸する可能性があります。子供の様子を観察して、思い当たる節がある場合には迷わず専門家のサポートを求めるようにしてください。

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