原発開放隅角緑内障と原発閉塞隅角緑内障の治療法の違い

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緑内障は加齢など何らかの原因によって目の中の水圧である眼圧が上がることによって視神経が圧迫され、視野が狭くなったり一部が見えなくなるといった障害が起こります。症状によって原発開放隅角緑内障と原発閉塞隅角緑内障の2つに分けられ、治療の方法も違ってきますが、どちらの緑内障も早期に発見して早期治療を始めることで症状の悪化を食い止めることに繋げられます。家族に緑内障に罹った人がいる場合など特に、早めに検査を受けておくほうが安心です。

 

 

原発開放隅角緑内障の症状と手術内容

緑内障は、ボールの形をした目の中にある房水と呼ばれる水分の流れによって保たれている眼圧が、流れの滞りなどによって高まることで発症します。房水は隅角と呼ばれる水の出口から流出されますが、その流れが悪くなると眼圧も上がってきます。原発開放隅角緑内障は水分の出口が開放されているにもかかわらず、加齢などによって水の流れが滞ることで発症します。眼圧は正常でありながら視野の欠損などが起こる正常眼圧緑内障も、開放隅角タイプに含まれます。原発開放隅角緑内障では、点眼薬によって眼圧のコントロールを続けて症状が進まないようにします。点眼薬で眼圧が下がらないときは内服薬を服用し、それでも充分に眼圧が下がらない場合や白内障を併発している場合には入院を伴う手術が行われることもあります。白内障の同時手術で白内障による視力低下は改善できても、緑内障によって一度欠損した視野は手術でも元に戻らないことから、自覚症状が出る前に治療を始めることが重要とされています。

 

 

発作が伴う原発閉塞隅角緑内障の症状と手術内容

原発閉塞隅角緑内障は閉塞という文字があらわす通り、目の中の房水が流れる出口が狭いことで発症する緑内障です。近視がなくいわゆる視力が良いとされる遠視傾向の人が発症しやすいと言われます。眼球の前後の長さが生まれつき短いことが多く、加齢によって前房と呼ばれる部分が浅くなることで隅角が狭くなってしまい、房水の流れが滞るようになります。閉塞隅角タイプは、発作的に眼圧が上がり頭痛や吐き気なども伴って起こる急性型と、発作を起こさないまま徐々に眼圧が上がる慢性型があります。急性型の発作では、原因がわからないうちに肝心の目への対処が遅れてしまうこともあり、急性症状を起こさないためにも早期の治療開始が必要と言われます。急性症状では点眼薬や高浸透圧剤の点滴によって眼圧を下げて、症状が落ち着いたところでレーザーによる虹彩切開を行います。慢性型もレーザー虹彩切開をして隅角を広げることが重要とされます。レーザーによる治療後も眼圧が高いとき場合は、開放隅角タイプ同様入院を伴う手術が行われます。

 

 

緑内障は点眼薬治療などによって眼圧が上がるのを抑えることができれば、症状の進行をくい止めることに繋げられます。発症に気付かず放置してしまい視神経の障害が進んで視野の狭窄や欠損が起こってしまった場合、失われた機能は手術によっても取り戻すことができません。早期に治療を開始することが何よりも大切だけに、一度は眼科で緑内障の検査を受けておくほうが安心です。加齢のほか遺伝的な要因も発症にかかわっていると考えられているだけに、身内に緑内障に罹った人がいる場合は早めの検査が肝心です。

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