緑内障手術・入院の流れと白内障との同時手術について

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眼圧が高くなることによって視神経に異常が発生して視野が狭くなったり、部分的に見えなくなるなどの障害が起こる緑内障は、早期発見と治療によって障害の進行を抑えることができます。緑内障の治療には通常2、3種類の眼圧下降点眼薬が使われますが、それらの治療でも目標の眼圧まで下がらない場合や、アレルギーなどが原因で点眼薬が使用できない時などに手術が検討されることがあります。同時に白内障の手術が行われることもあります。

 

 

緑内障の手術・入院の流れ

緑内障の手術目的は視力や視野を回復することではなく、視神経の障害を抑えるため眼圧を下げることにあります。手術方法には幾つか種類がありますが代表的な繊維柱帯切除術では術後5年での成功率が原発開放隅角緑内障では70~80パーセント、正常眼圧緑内障では40パーセントほどと言われています。手術の入院期間や入院日数は7日から10日間ほどですが、症状や病院の体制によっては1週間以内に退院できたり、早ければ3、4日で退院というケースもあります。緑内障の手術自体は1時間ほどと言われますが、手術までの流れとしては当日の開始2、3時間前に病院に入り、血液検査や心電図などの検査が行われます。手術そのものは30分ほどでトータル45分程度と言われます。術後は病室へ移動し点滴が終了するまで30分ほど安静が必要となります。早期に退院した場合も術後しばらくは毎日もしくは1日おきくらいに通院する必要があることから、必要な期間入院したほうが良いとされます。

 

 

同時に白内障の手術を行うこともできる

緑内障の手術後に白内障が進行することがあるため、白内障を合併している場合には白内障の同時手術を勧められることもあります。白内障を治療することによって眼圧がさらに下がりやすくなるということで、同時の治療による効果が期待されます。閉塞隅角緑内障と呼ばれるタイプで急激に眼圧が上がってしまい激しい頭痛や吐き気が出て来る急性症状を起こすリスクが高い場合も、従来のレーザーで虹彩の端のほうに穴を開けて急性発作の確率を下げるよりも、白内障の手術のほうが虹彩へのレーザー治療よりも有効性が高いとされています。何より、緑内障の術後に高まるとされる白内障の進行リスクを考えた場合、再び手術を受けることになるよりも患者側の負担も軽減させることができます。白内障の改善と違って、緑内障の場合は術後も病気そのものが完治したという訳ではないことから、点眼薬や内服薬による治療はその後もずっと続ける必要があることを肝に銘じておく必要があります。

 

 

 

緑内障で一度失われてしまった視野は、現代医学を以てしても回復させることは不可能とされています。それだけに視野の欠損など自覚症状が起こらないうちに緑内障を発見して、その段階から点眼治療によって進行をくい止めておけば、その後も不自由なく日常生活を送り続けることができます。遺伝が関わる病気とも言われ、自分と血縁関係にある人が発症している場合など特に注意して、中年以降は眼科検診を必ず一度は受けておくことが重要とされます。

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